「生命保険は人生で2番目に大きな買い物」と言われますが、民間保険料にはどのくらい払っていますか?
公益財団法人 生命保険文化センター「平成27年度 生命保険に関する全国実態調査」「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査」によると、
平成30年度の生命保険の保険料の支払額は、全世帯平均では「約38万2千円」。
月額にすれば、約3万2千円になります。
結構な金額を払っているなー、という感覚ではないでしょうか?
もしも無料相談所(〇けんの窓口、等)でこれから相談しようとしているのであれば、
カモになる可能性が高いです。
無料相談所は公平に診断してくれると思ったら大間違いです。
保険会社の出先機関なので、わざわざカモになりにいくようなものです。うそだと思ったら「無料相談所、保険、カモ」で検索してみてください。
保険選びで考慮すべき点は、以下の表にあるように、
「(1)めったに起きないけど、その際の経済的ダメージが大きいこと」に対する備えです。
以下のケースが代表例といえるでしょう。
・生命保険(ただし子供が小さいときに一家の大黒柱が不慮の事故等で死亡の場合限定)
・火災保険
・自動車保険
医療保険は不要です。
なぜならすでに日本が世界に誇る社会保険、もしくは国民健康保険に加入しているからです
「(4)よくあるけども経済的にそんなに困らないこと」に対しては預金でなんとかしましょう。
100万程度は常に用意しておくべきでしょう。
なお、高額療養費制度があるので、最大でも月9万程度で、それ以上(たとえ月100万円かかっても)残りは国が負担してくれます。
正しい知識、金融リテラシーを身に着け、不要な保険にははいらないでください。
なお、世帯平均の保険料3万円の代わりに、つみたてnisaで月3万円、想定利回り5%、20年間運用した場合、以下となります。
- 最終金額:1222万円
- 累積積立額:720万円
- 運用益:502万円
保険への加入は最低限にしておき、なるべく投資に回すのが、FIREへの近道です。
本日は「民間保険は入るべき?」についてでした。なにかのお役に立てれたら幸いです♪
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