パーキンソンの法則をご存じでしょうか?
これは、「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」というものです。
本当かどうか、金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査)令和2年調査結果」を元に、年収1000万円~1200万円世帯の貯蓄額の中央値を見てみましょう。
- ~100万円未満:6%(金融資産非保有者含む)
- 100~400万円未満:10.0%
- 400~700万円未満:11.0%
- 700~1000万円未満:10.0%
- 1000~1500万円未満:11.0%
- 1500~2000万円未満:11.0%
- 2000~3000万円未満:12.0%
- 3000万円以上:28.0%
年収1000万円でも貯蓄1000万未満で、あまり貯蓄できていない世帯が37%であることから、結構あてはまっているのではないでしょうか?

年収1000万円でも手取りは720万、月収60万円程度で、それほど余裕があるわけではないです。年収1000万は会社員の中では高収入の部類なので、勘違いして、高級タワーマンションや高級車を購入してしまうかもしれません。しかし、そんな生活していたら、あっという間に余裕はなくなります。
重要なのは、年収ではなく、金融資産をいくら持っているか、なのです。
いくら収入が多くても、バケツの底に穴が空いていてはいつまでたっても貯蓄額は増えていきません。
普通の会社員が、少し給与が増えた程度で、浮かれて生活水準を上げてはいけないのです。
浪費などしては、いつまでたってもFIREはできないでしょう。黒部ダムのように、お金はガッチリせき止め、生活水準を簡単に上げてはいけないのです。

いかがでしたでしょうか?
年収1000万円なんて聞くと、一般的にはスゴイことなのですが、希望のない話ですね。(泣)
今も大事ですが、必要以上に浪費することなく、未来のため投資をしていきましょう!
本日は「パーキンソンの法則は本当か?」についてでした。なにかのお役に立てれたら幸いです♪
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