フランスの経済学者トマ・ピケティ著の『21世紀の資本』では、「r>g」という不等式があります。
結構有名な話なので、そんなの知ってるよー、という人もいるかもしれませんが、是非知っておいてほしい考えなので紹介したと思います。
「資本収益率（r）が経済成長率（g）よりも大きければ、富の集中が生じ、格差が拡大する。歴史的に見るとほぼ常にrはgより大きく、格差を縮小させる自然のメカニズムなどは存在しない」
つまり株や不動産などの資産運用により得られる利益は、労働で得られる利益より大きいので、「金持ちはより金持ちに、貧乏人はより貧乏に」なってしまうということを主張しています。
「格差社会」なんていうワードもネットニュースなどでよく耳にする機会もあるので、多くの人も実感しているのではないでしょうか？
つまり、FIREを目指すのであれば、労働だけに頼らず、給料の多くを投資に回していくことを、地道に続けていくしかありません。
ただ、毎日遅くまで働いて、休日は気絶したように眠るだけの日常では、投資の勉強もままならないでしょう。
なので！本ブログでは、一貫して、S&P５００等の米国株投信、もしくは全世界株式投信への長期投資をお勧めしています。
１日でもはやく会社中心の生活から抜け出したいですね♪
本日は「「r>g」の法則」についてでした。なにかのお役に立てれたら幸いです♪
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