住宅ローンの変動金利の罠

インフレが加速しています(2022年6月時点)。
インフレになると、変動金利が上がります。

ドラクエ5で、ビアンカかフローラのどちらかを選択するかで迷ったことがあるかもしれませんが、人生における住宅購入でも、重大な選択を迫られます。

固定金利か変動金利のどちらを選ぶか?

住宅ローンを借りた、もしくはこれから借りようとしている人でしたら、固定金利、変動金利の違いは理解しておく必要があります。

  • 変動金利
    • メリット
      • 市場の金利が低下すると、借入金利も低下するため返済額が減る
    • デメリット
      • 市場の金利が上昇すると、借入金利も上昇するため返済額が増えてしまう
      • 金利の動向によって返済額が変わるため、返済計画を立てにくい
  • 固定金利
    • メリット
      • 市場の金利が上昇しても、契約時に約束した金利は変わらないため、返済額が変わらない
      • 申し込み時点で返済総額や月々の返済額がわかるため、返済計画を立てやすい
    • デメリット
      • 市場の金利が低下しても、契約時に約束した金利は変わらないため、金利低下のメリットがない
      • 固定金利の金利は変動金利より高く設定されているため、変動金利より金利負担が大きい

分かりやすく言うと、
金利変動のリスクを顧客側に負わせるか、銀行側が負うかの違いなのです。

固定金利は、銀行側が金利変動のリスクを負うため、その保険料の分、変動金利より金利が高いのです。

おそらく住宅展示場などの営業が提示する借入シミュレーションは、変動金利の35年ローンで、
「今は歴史的な低金利だから変動金利がおすすめですよ」
と言われて契約してしまった人も多いのではないかと推測します。

しかし、インフレが加速、金利が上昇し、返済が滞るようになって、あの時、営業に言われたからと言ったところで後の祭りなのです。

「だって契約書にハンコを押したのはあなたですよまさか契約書読んでいないんですか?」

と言われて終わりです。

変動金利で住宅ローンを組む場合は、金利の上昇も想定、さらに、減給やボーナスカットを考慮し、最後まで払えるかどうかを十分検討、シミュレーションしておくべきなのです。

いかがでしたでしょうか?

住宅購入は失敗すると、人生に大きな影響があります。
営業トークを鵜呑みにせず、キチンと自分で調べて、リスクを理解したうえで住宅ローンを組んでくださいね!

本日は「住宅ローンの変動金利の罠」についてでした。なにかのお役に立てれたら幸いです♪

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