金融リテラシーの高い皆さんなら、クレジットカードの1枚、2枚当然持ってますよね?
利用金額に応じてポイントも付くし、履歴が残るので家計管理も楽だし、ATMで手数料を払って現金を引き出す機会もなくなるので、メリットは大きいです。
ただし使い方さえ間違えなければの話です。間違った使い方、それは「リボ払い」です。
リボ払いは、「悪魔との契約」です。

一応説明すると、「リボ払い」とは、
ご利用の金額に関わらず月々のお支払い額が一定になるお支払い方法
「リボ払い」を利用した場合は、各社が定める金利に応じた手数料を負担しないといけない
仮に100万円を金利15%で借りて、毎月2万円づつ返済すると、支払い総額は
(ちなみに115万円ではないです)、
約160万円、完済まで6年7か月かかります。
返済金額のほとんどが金利手数料で消えるので、なかなか返済が終わらないのです。
カード会社にとっては非常においしい商売なので、あの手この手で金融リテラシーの低い情報弱者を「リボ払い」へ誘導しようとします。
- 罠1:一見して「リボ払い」とわかりにくい名称に変更
- 三井住友カード:「マイ・ペイすリボ」
- JCBカード:「支払い名人」
- au PAYカード:「楽Pay」
- アメリカンエキスプレス:「ペイフレックス」
- PayPayカード:「まるごとスキップリボ」、「これだけスキップリボ」
- メルペイ:「定額払い」
- 罠2:リボ払いすると初回特典ポイントを付ける
- 罠3:カード会社からの「支払額変更サービスの案内」とか「リボへの変更は本日まで」とか「リボ払い」へ誘導
- 罠4:カードの最初の設定が「リボ払い」になっており、自分で支払い方法を変更しないといけない
- 罠5:そもそもリボ払い専用のカードと契約している
特に罠4、罠5では、知らないうちにリボ払いになっているかもしれないので、明細書は、毎月チェックするようにしてください。
いくら営利企業といって、法律的に問題ないからといって、あきらかに情報弱者をターゲットにするビジネスモデルは、どうかと思いますが。

いかがでしたでしょうか?
リボ払いにしてもメリットはほとんどないので、人生においては完全シカトでよいです。
ちょっと今月苦しいから、と安易に手を出すと、苦難の人生の始まりになるかもしれません。
本日は「絶対やめて!リボ払いの罠」についてでした。なにかのお役に立てれたら幸いです♪
コメント